1日目

まず1日目。小田原までは順調に進み迷ったりしながらも5時間弱で到着。平塚から小田原までは国道1号線走ればかなり早く着く。問題はここから。箱根湯本までは緩やかな登り道が続くんだけど、そこからがかなり急坂。箱根駅伝の5区6区見ればわかると思う。俺らは最初駅伝のコースと同じく国道1号線を登っていこうと思ったんだけど、箱根湯本付近で謎のおばあちゃんの助言を受けて旧街道で登ることに変更。旧街道は最初からかなり急坂だった。ずっと急坂。途中にこんな看板

昔の人はここで死んだらしい。いきなしきついお告げ。そして山に近づいてくるといろは坂みたいなくねくね道の連続。ここが相当きつかった。登っても登っても坂。坂が終わらない。ほんと終わらない。いつまでもいつまでも坂、坂、坂。もちろん自転車こげる訳無いからずっと押してくことに。近道として登山者用の階段をママチャリかかえて登ったりもした。重い荷物を背負った修行みたいな感じ。日が暮れたら頭文字Dみたいな車が出現する可能性大だから急がなきゃいけないし、宿も取ってあるから帰るわけにはいかないし、とにかく根性で登った。もうありえない疲れたよ…通り過ぎてく車はみんな俺らのこと見て笑ってた。やっぱ自転車で箱根の山越えってのはバカすぎた(笑)
途中にあった旧街道史跡。俺らが通った旧街道はちゃんと道路が整備されてる。

登って登って二子山を通り過ぎるとついに芦ノ湖出現!標高は約800m、日没直前やっと坂登り終了。これは吠えたね!夕日に照らされた富士山がキレいだった。

芦ノ湖についたらもう楽勝でそのまま宿へ。結局小田原から宿まで4時間もかかった。昔の人が箱根の山越えを恐れた理由がわかったよ。滝廉太郎が言うとおり「箱根の山は天下の険」だったね。次回山越えするときは絶対マウンテンバイクにしようと思った1日でした。